finerefine OSAKA
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銀座店、難波店で共通して考えたのは400〜600坪という大きな百貨店の1フロアをどう
やって飽きさせず回遊させるかと、ブランドのイメージをデザインでどう具現化するか、
また商品を美しく見せるために仕切ってはいるが開放感があり、この先になにがあるのか
という想像力をかきたて、ワクワクしながら空間と商品を楽しめるよう設計する事だっ
た。
難波店は高島屋東別館1階でこちらも築80年近い建物だが”古い建築にシンプルでコンテ
ンポラリーな”空間を想定し銀座店とは逆のコンセプトで考えた。ゾーニングとデザイン
は魚や動物が自由きままに空間を回遊するイメージでそれらをモチーフにしたアートワー
クを多用した。エントランスにはグラフィックをレーザーカットした鉄板が象徴的に配置
され、床上げされたリコメンドコーナー、壁がうすい水色に塗られた4つに部屋割りした
回廊空間には5mの天高を生かし3人のアートワークが海のなかを回遊するイメージをつ
くり、中央の光天井はファブリックコーナーのカーテンをやさしく照らし、ベットコー
ナーのアートワークやパターンカットのパーテションが4つに部屋割りした回廊空間にア
クセントを加え、天高をおさえたルーバーが落ち着きを生むオープンのベットコーナーへ
とつづく。カウンターバックの動物のシルエットを使ったアートワークが目に入ってくる
と一回りしたことになる。これらのデザインや要素が空間にメリハリと対比を生み出し退
屈せず回遊しおちついて買い物できる空間に生まれ変わった。

アートワーク:enamel・東恩納裕一・岸本真之・名和 晃平・ima
アートワーク協力:IN CO,LTD
設計協力:五十嵐高広